あれれ?すげーアクセスが伸びてると思ったら、人生初のはてなの注目記事にのっているじゃあありませんか?
やはりみなさん「儲かる仕事」「稼げる仕事」にご興味がおありなようで・・・(笑)
私はないと言ったらうそになるけど、日本語教師やればやるほど給料が下がる仕組みなので世間一般と感覚がズレたのが逆に面白がられるのかもしれません。
というわけで今日の講義も始めます
稼げる仕事の本質とは何か?その一つは大量生産。分かると思うがとにかく大量生産できるもの。
ロボット化できて機械化できてマニュアル化できて電子化できるもの。薄利多売のビジネスモデル。それがこれまでのルール。資本主義のルール。
でも最近は「高い物を高い値段のまま売る」「高い物をもっと高く売る」という発想が登場。
市場で言えば需要と供給のルールに反しているのだが、実際にはそこに目を付けた一人の個人が大金持ちになっている。
キーワードはゲーミフィケーションだ。
分かりやすく言うと自分を含め何かを育てるストーリー性の中で物を売るという販売戦略
この分野においては需要と供給のルールが逆転しているのである。
あ、難しいですか?
超簡単にいうとドラクエです。緩く書きますね。
ストーリーを使った販売戦略の例を分かりやすく解説
棍棒をもってスライムを倒して経験値上げたら、棍棒じゃなくて鉄の剣買いたいでしょ?
ある特定の人をストーリー性の中に当てはめて成長させながら物を売ると、非常に面白い市場が起こるってこと。
ドラクエやポケモンやった人はこんな経験ないですか?
・ちょっと銅の剣買うのがまんして鉄の剣を買った
・皮の鎧はやめておい鉄の鎧を1000Gで買った
・薬草を買いためて死を覚悟で遠くの街に出かけた
ドラクエに例えすぎだが、ゲームの世界はいとも簡単に借金、死の覚悟,無駄遣いが起こるでしょ?
それをビジネスモデルに当てはめた人が勝者となっているのだ。
年を取る=パワーダウンに対抗するための措置として、パワーアップって大好きなんですよ人間は。それが自分で起こせない場合はバーチャル化で満足する。
ストーリーマーケティングは至るところで応用される
典型的なのが総選挙のAKBだが、ストーリー性に相手をはめ込んで、成長を予期させながら物を売るとメチャクチャ稼げるということだ。自分のファンの成長のために惜しげもなく同じCDを買ってしまう。
繰り返しスライムを倒し、経験値をあげるドラクエと同じ心理。
メルマガでうまい人はこうやって物を売る。仕事の営業でバンバン結果が出る人もこのセールスモデルを知らず知らずのうちに使っているのである。
更に具体的に解説すると・・・?
なんか美容師さんとカウンセラーさんが見てくれているので、もう少し具体的にアドバイス。例えば美容院にこの販売戦略を当てはめるとどうなるのか?
今までのパターン。
△ 髪サラサラコース
△ カラーリング+カットの割引コース
→ とりあえず安い方が勝つビジネスモデル。消耗戦。
もちろん技術やコミュニケーション能力が必須だが、それでも競合してしまうので給料は下がる一方で働く方も大変。
ストーリを使った販売はこうなる
◎ AKB○○さんの髪形養成コース×3回
→ 一回目はカラー,二回目はカット,三回目は・・・
と相手にも成長ストーリができるでしょ?来るたびにアドバイスもできて、さらに商品が売れまくる。
△ あなたの金運当てます
△ 恋愛運当てます
→ いや当ててもね。根拠がないものだから、後はブランディング化がないと負けますよ。これも消耗戦。でもストーリーを使った販売手法に切り替えるとタイトルが変わる。
◎ 運勢を知り変えるコース×3回
ビジネス系のみなさんはこんな感じでオリジナルの成長ストーリを考えて見れば?いちどラインにンるとね・・・・。そりゃもうすごいですよ。法律は守ってくださいね!
PS こちらのブログもより毒を強めてネットビジネスの講義しているので、良かったら読んでみてくださいませ(>_<)