海外旅行に行った人はこんな経験ないかな?
「え、うそ!現地通貨でその指輪100円なの?」「2000円払っちゃったよ・・」
「えーー、結構時間かかるな?って思ったけどタクシー代1000円以下なの?」
「折角だからってデューティーフリーで買ったけど、ドンキの方が安かった!?」
いわゆる海外のぼったくり経験。日本人だと分かった瞬間に値段が10倍なんていうのはアジア圏では当たり前。特に観光地は日本人が金の塊にみえるのだろう。
奴らはふっかけることこの上ない。
でもね、意外と恨んでないでしょ?
二度と海外で買い物しないって思わないでしょ?
それはどうしてか?わかりますか??
それは「初体験」と「コミュニケーション」と「情報落差」があるからです。
というわけで今回の講義は海外ぼったくりに学べ!
ということで「体験型ビジネスと販売戦略」にします。
海外だと異常に購買意欲が刺激される理由
海外旅行の面白みというのは知らない世界へ自分を連れて行ってくれて、知らない価値観のなかで、知らない人とコミュニケーションを取ることでしょ?
特に島国の日本は世間の目をどこかで気にするし、家でも会社でも本質的に自由にはなれなから、海外に行くと解放されてしまうわけです。
その開放感の中での異文化体験という「経験」を売れば、ぼったくりも一瞬で笑い話。
「いやーーあの外国人に、キムタクカッコいい!!」
って連呼されちゃったから買っちゃったよ(笑)
なんて飲み会の席で良いネタに!そんな経験ありませんか??
「いやーー知らなかったよ現地通貨・・・へへへ・そんな俺に乾杯!」なんて(笑)
でもここに買い物の本質がある。
人は安いとか高いとかで比較する場合もあるが、ある基準を満たすとそんなことはどうでもよくなってしまう生き物だという事。
ちょっとぐらい高くても、「いい買い物」というのは「良い経験」であることが多い。そして相手と自分に「情報落差」がある場合にさらにこの行動が起きやすいのである。
つまりここから言えることは何か?
「体験」と「情報落差」を意識したセールスをしろ!
超具体的に言うならば、相手が「絵」でイメージできる言葉を並べろ!
同時に「専門的な用語」を「簡易な言葉」で説明しろ!
そうすれば値段に負けずに物が売れてしまうということである。
というわけで連休を満喫してくださいね!!