せんせーい。今から私たち何のスキルもない若者が、どうやって高齢者社会において、ビジネスを展開できるのでしょうか?
という受験前のいつもの丸投げ質問から講義を始めたい。 大体受験前に切羽詰ると、生徒は穴の開くほど私の横顔を見てくる
なんでも「黒いメガネの先生はビジネス系の論文を書いてくれるらしい・・」という あらぬ噂が広がっていて・・(;一_一)
日本語のできない外国人であり、さらに私と面識のない生徒は とにかく、教員室の周りでうろついて、切ない目で私の横顔を眺めるのだ!!
・・・うっ。 絶対にここで「どうしたの?」なんて甘い言葉をかけてはいけない(>_<) 待ってました!
とばかりに白紙の原稿用紙を突き出して 「ワタシ・ニホンゴ・ワカリマセン・センセイ・カイテクダサイ・オネガイシマス」と 繰り返し言われるだけなのだから・・・。
1000%丸投げ。努力の形跡0%。 嘘だと思うけどこれくらい外国人は図々しい。 私は上級クラスで「初々しい」という言葉と「ふてぶてしい」ということばを まず先に教えるくらいである。
2年もすれば日本人のお人よしに取り入る方法を奴らは身に着けるのだ。 で、そんなダメダメ生徒に今回私がアドバイスしたのは高齢者向けの食事指導。
自分で食うものなんて管理できると思うなかれ! これだけダイエットが流行っているのだ。 ほとんどの人は食事のコントロールなんて出来っこない。
高齢者の食の問題は絶対に増え続ける
意外とダイエットと美容を結びつけて、ターゲットの年齢を若く設定しそうだが、 これから高齢者に対しての食育というのが別の形で起こってくると思う。
高齢者っては安くていいものを少量だけというニーズがある一方で もう、食事になんて関心を持たないで、なすがままに生きている人も多い。
コンビニで好きなスウィーツ買って食べ放題。 それで太ったとか体調が悪いとか言っている人って私の周りには 結構いる。
そんな人に、高齢者向きの食事指導講座みたいなものを作れば結構将来性があると思う。 管理栄養士の方も、幼稚園で働くことだけを目指さないで、こういう所に目を向けて欲しい。
最近個別コンサルして思うのだが、絶対にこれは若者対象のビジネスだろ? と思うジャンルに、かなり高齢者が入り込んでいるのである。
ネットスキルのある若者は是非ともこれをチャンスとして捉えて欲しい。 介護向けの食事とか、相当穴場なはず。
離乳食は子供対象だけでなないのである。 私だけが見えているのだろうか・・・。
チャンスはありすぎてもったいない。 是非ともチャレンジしてくださいな。